Blog
スタッフブログ
Blog トレーラーハウスでカフェを開業したい
2024/7/5
- コラム
トレーラーハウスを利用したカフェ開業を考えている皆さま、こんにちは。
近年、キッチンカーや小規模飲食店など「小さく始める飲食ビジネス」が増える中で、トレーラーハウスを活用したカフェに注目が集まっています。
今回のコラムでは、
- トレーラーハウスでカフェを開業するメリット・デメリット
- どんなカフェスタイルに向いているか
- 開業までの基本的な流れ
- 実際の活用イメージ
などを、これからカフェ開業を目指す方にもわかりやすくご紹介します。
「トレーラーハウスで自分のカフェを持ちたい」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
トレーラーハウスを利用したカフェの魅力
トレーラーハウスを利用してカフェを開業する魅力はたくさんあります。
最大のポイントは、「建物を持つ」よりも柔軟で、初期負担を抑えた形でカフェを始められることです。
- 個性的な外観で、道ゆく人の目を引きやすい
- 内装レイアウトを自由にカスタマイズできる
- 設置場所を変えて営業することもできる（※条件による）
固定の店舗を建てる場合と比べて、「自分らしい世界観のカフェ」を実現しやすいのがトレーラーハウスの大きな魅力です。
このコラムでは、トレーラーハウスを活用してカフェを開業する方法、メリット・デメリット、成功イメージをご紹介します。
トレーラーハウスでカフェを開業するメリット
1. 場所を選ばない移動可能な営業スタイル
トレーラーハウスは、条件を満たせば移動が可能です。
季節やイベントに合わせて場所を変えることで、
- 週末はイベント会場やマルシェに出店
- 平日は事務所街近くや工業団地でランチ営業
- 観光地やキャンプ場などのシーズン営業
といったように、ターゲットに合わせた柔軟な営業スタイルを組み立てることができます。
2. （条件を満たせば）建物よりも手続きがシンプルな場合もある
トレーラーハウスは、建築基準法上の「建築物」とは扱いが異なるケースもあり、
一定の条件を満たすことで、一般的な建物のような建築確認申請が不要となる場合もあります。
ただし、
- 設置方法
- 滞在性
- 地域のルール
などによって扱いが変わるため、事前に専門家への確認が必須です。
3. 自由な間取りとカスタマイズ
トレーラーハウスの内部は、カウンターの位置や厨房スペース、客席レイアウトなど、カフェのコンセプトに合わせて自由に計画することができます。
- テイクアウト専門のコンパクトなカウンターカフェ
- イートインスペースを一体にした居心地のよいカフェ
- 焙煎機やスイーツ工房を備えたこだわりカフェ
など、「こういうカフェをやりたい」という想いをカタチにしやすいのが特徴です。
4. 初期費用を抑えた開業がしやすい
一般的な店舗建築に比べると、トレーラーハウスを活用したカフェは、
建物本体＋設備にコストを集中しやすく、トータルの初期費用を抑えやすいのもメリットです。
「いきなり大きなお店を構えるのは不安」「まずはスモールスタートで試してみたい」という方にも向いています。
トレーラーハウスでカフェを開業するデメリット・注意点
1. 限られたスペース
トレーラーハウスはコンパクトな空間のため、
- 座席数に限りがある
- 厨房スペースが限られる
- 収納量に工夫が必要
といった「狭さ」との付き合い方がポイントになります。
動線設計や収納計画を含めた「現実的なレイアウト」は、とても重要な検討項目です。
2. 移動に伴うコストや手配
トレーラーハウスを移動させる際には、
- けん引車やトレーラーの手配
- 移動ルートの確認
- 場合によっては搬入・搬出費用
などが必要になります。
「どのくらいの頻度で移動するのか」を事前に想定し、コストと手間を見込んでおくことが大切です。
3. 法令・許可の確認が不可欠
カフェ営業には、保健所の飲食店営業許可など、飲食業ならではの許可・衛生基準があります。
トレーラーハウスの場合でも、
- 給排水設備
- 換気・衛生面
- 設置場所の用途地域やルール
などを満たす必要があります。
「トレーラーハウスだから何でもOK」ではないため、事前の確認と計画がとても重要です。
トレーラーハウスカフェの活用イメージ・成功例
1. 自然と共生するロケーションカフェ
山間の美しい自然環境や海沿いのロケーションにトレーラーハウスを設置し、
景色を楽しみながらコーヒーやスイーツを楽しめるカフェは、
非日常を求めるお客様から高い支持を得ています。
「ロケーションそのものがコンセプト」となるような、世界観重視のカフェにトレーラーハウスはぴったりです。
2. イベント・マルシェに出店する移動型カフェ
トレーラーハウスを移動型のカフェとして活用し、
- 地域イベント
- マルシェ
- 音楽フェス
などに出店するスタイルも人気です。
固定店舗だけでは出会えないお客様ともつながることができ、認知度アップと売上の両方を狙えるスタイルです。
開業までの流れのイメージ
トレーラーハウスでカフェを始める際は、ざっくりと次のような流れで進めていきます。
- カフェコンセプト・メニュー・ターゲットの整理
- 想定する営業スタイル（固定／移動・テイクアウト中心／イートインあり）の検討
- 必要な設備・広さのイメージづくり
- トレーラーハウスのサイズ・仕様の検討
- 設置場所や移動方法、法令・許可の確認
- 詳細設計・見積り・スケジュール調整
- 製作・設置・営業許可取得
- オープン準備（什器・備品・PR など）
最初からすべてを一人で考える必要はありません。
**「こんなスタイルのカフェをやりたい」**というイメージがあれば、そこから一緒に具体化していくことができます。
まとめ｜トレーラーハウスで、自分らしいカフェを形にする
トレーラーハウスを利用してカフェを開業することは、
- 柔軟な営業スタイル
- 初期コストを抑えたスモールスタート
- 自分らしい世界観の表現
といった、多くのメリットを持った新しいカフェのかたちです。
一方で、
- スペースの制約
- 移動や設置に伴うコスト
- 法令や許可の確認
など、事前に把握しておくべきポイントもあります。
この記事が、トレーラーハウスカフェ開業を検討されている皆さまのヒントになれば幸いです。
トレーラーハウスでのカフェ開業をご検討の方へ
F.T-BASEでは、カフェ開業をご検討中の方に向けて、
- コンセプトや営業スタイルに合わせたトレーラーハウスのご提案
- 必要な設備・レイアウトのご相談
- 設置や運用に関するご質問へのアドバイス
などを行っています。
「自分のやりたいカフェにトレーラーハウスは合うのか？」
「どのくらいのサイズ・予算で考えればいいか知りたい」
といった段階からでも、お気軽にご相談ください。
Events イベント情報
Model House モデルハウスで体感してみませんか？
画面上では伝わりきらないトレーラハウスの魅力を体感していただくために、
モデルハウスをご用意しています。
お気軽にお越しいただき、見て、触れて、感じて、トレーラーハウスの心地よさをご体感ください。
